2009年11月25日 星期三

英語学(えいごがく)

英語学(えいごがく)とは、現代言語学の研究成果を用いて英語を客観的に記述する学問のことである。すなわち、無意識的に話している(すでに知っている)英語にどんな規則や構造があるのかを解明し、理論的に説明するのが目的である。よって、意識的に学ばなければいけない児童・生徒・学生を対象とした規範的な英語教育の質向上のための学問ではない。

英語の特徴

本来、ゲルマン語は屈折語であるが、英語に限っては孤立語の特徴が顕著に現れるようになった(分析的言語 (Analytic language))。活用体系が崩れ、前置詞が発達した。

ラテン・フランス語系の語彙が多く(使用頻度はゲルマン語系の方がはるかに高い)、複合語 (Compound)や派生語 (Derivation) が広く浸透している。

綴り字と発音の関係が不規則である。

音声・音韻学

発音

イギリスでは容認発音 (Received Pronunciation)、アメリカでは一般アメリカ英語 (General American)が伝統的な標準発音とされている。

コミュニケーションには支障をきたさないが、英語母語話者には以下のような音韻的現象が生じないと違和感を覚えることがある。

強勢の直前の無声音の帯気がある。(例:timet

円唇母音の前の子音が円唇化する。(例:dod

鼻音の前の母音は鼻音化する。(例:cana

語末の子音が聞こえにくくなる(内破音)ことがある。(例:patt

英語の子音のIPA表は以下のようになる。

b k d f g h l m n p r s t v w j z tʃ dʒ ŋ θ ðʃ ʒ

英語の母音V形は以下のようになる:

舌前

舌後

[i]

[ɝ]

[u]

半狭

[ɪ]

[ɚ]

[ʊ]

[e]

[ʌ]

[o]

半広

[ɛ]

[ə]

[ɔ]

[æ]

[ɑ]

[aɪ]

[aʊ]

[ju]

英語では、母音音素が複数集まって1つの音素として識別される場合が多々ある。英語における「母音の長さ」という概念は、他の言語のものと異なることがある。すなわち、それぞれの母音が以下の音を指す場合である。参考までに r の続く場合(r 音性)も付しておく。この概念における短母音は、必ず後ろに子音を伴う。また長母音は「U」を除いてその母音字のアルファベットの読み方になっている。

A

E

I

O

U

短音

/æ/

/ɛ /

/ɪ/

/ɑ/

/ʌ/

短音 + r

/ɑr/

/ɛr/

/ɪr/

/or/

/ur/

長音

/e/

/i/

/aɪ/

/o/

/ju/

長音 + r

/er/

/ir/

/aɪr/

/or/

/jur/

長母音(long vowels)・短母音(short vowels)は単に同じ母音字が異なって発音されるだけではなく、一定の条件の下で転換可能である。なお、米国では、長母音・短母音の区別を幼稚園から小学校低学年の段階で学習する。

direction(どちらでも発音される)

bath(名詞) - bathe(動詞)

hide(不定形) - hid(過去形)

シュワー(あいまい母音)は日本語のアに近い音に聞こえることが多いが、そうではなく母音が弱化したものである。アクセントの来ない音節の核はあいまい母音になる。/m, n, l, r/があいまい母音に続く場合、あいまい母音が脱落しそれに続く子音が音節主音化することがある。R の場合は、イギリスでは曖昧母音で発音される。

音節

日本語は開音節言語(母音が中心)であるが、英語は閉音節言語(子音が中心)である。音節構造は、[Onset 開始部 + [Nucleus 音調核 (+ Coda 終結部)のようになっている。[音調核+終結部]の部分を韻という。

韻(rhyme)は英語詩できわめて一般的で、ポピュラー音楽の歌詞を含めてほとんど例外なく韻を踏んでいる。例えば、以下はエリック・クラプトンの Wonderful tonight 1番である(Copyright 1977 Eric

It's late in the evening.
She's wondering what clothes to wear.
She puts on her make-up and brushes her long blond hair.
And then she asks me, "Do I look all right?"
And I say, "Yes, you look wonderful tonight."

太字の部分が「~air」と「~ite」という発音のペアになっている。

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